ラジコンの思い出③

 待ち焦がれていた、ラジコンがもう直ぐ我が家に来るわけで。

その前のお話!

今のラジコンされている方には想像つかないと思いますが、

その当時の送受信機というのは、シングルクリックでした。

今のように4chや6chなんか簡単にはありません。

よくあっても2chですが、高くて手だ出ません。

シングルクリックの送信機と言うのは、

ラダー(垂直尾翼)の操作で機体を左右に曲げて旋回する操作をします。

シングルですから、エンジンのコントロールは今のようにスムーズに操作は出来ません。

ラダーを操作する間に送信機の左側にあるエンコン(エンジン・コントロール)用の
ボタンをクリックして操作します。
シングルコントロールではエルロン(水平主翼の空気流調整用装置)はありません。

このボタンは 「中速」⇒「高速」⇒「低速」 とエンジンスピードを換えてくれます。

ですから、エンジンを始動して飛ばす前にエンジンスピードの調整がある程度いります。

・「中速」で水平飛行が出来るように
・「高速」で上昇するように
・「低速」で下降するように

です。

上手く飛んでくれれば「高速」ボタンで縦旋回(宙返り)します。
「低速」で着陸するわけです。
今のようにコントロールが細かく出来ませんから、
追い風での着陸は大変難しいです。
向かい風で着陸距離を短くするようにソフトランディングするわけですが、
これが大変難しい。

なかなか自分の思ったところに着陸させられません。

まず、こんな知識をいろいろ教えて貰いながら機体が出来るのを待ち続けました。

送信機のイメージはこんな感じです。

つづく

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