「iPhone5」が発売されましたね!

話題の「iPhone5」ですが、実際どうなんでしょう?

昨年は「iPad2」を使っていましたが、それなりの性能で良くできている印象はありました。

「iPhone4S」は劇的とは言えませんでしたが、やはり良くできていたと思います。

「iPhone5S」は性能面で進歩したと思うのですが、機能の大半はすでに」「Android」端末で実現しているものが多いのではないか?と言うのが感想です。

センスの良さ、や操作性、Appleの持ち味が出ているように思いますが、

なぜか今の時期がPCのMacからWindowsに移行した時期を思い出されます。

もちろんMicrosoftではなく「Android」陣営になるわけですが・・・

根強い「Mac」ファンがいるように根強い「Iphone」ファンがいるので極端な勢力変動はないと思うのですが、

 

スマホ・タブレットの占有率が間もなく8割を超える状況ですが、こんな記事を見つけました。

ちょっと長いですが原文をコピッて残しておきたいと思います。

来年あたり読み返せば面白いかも???(笑)

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「iPhone 5」は買いか?――ついにベールを脱いだ新型iPhoneをアナリストらが分析
発表会イベントでは特にサプライズなし、とアナリストら
(2012年09月14日)

米国Appleの最高経営責任者(CEO)であるティム・クック(Tim Cook)氏と同社幹部らは9月12日、「iPhone 5」を発表した。より高速で薄型となった新型では、同社スマートフォン5年の歴史の中で初となる4インチの大型画面を特徴としている。

Gregg Keizer/Computerworld米国版
iPhone 5

米国Appleの最高経営責任者(CEO)であるティム・クック(Tim Cook)氏と同社幹部らは9月12日、「iPhone 5」を発表した(関連記事)。より高速で薄型となった新型では、同社スマートフォン5年の歴史の中で初となる4インチの大型画面を特徴としている。

しかしながら、サンフランシスコで開催されたスペシャル・イベントの90分にわたるプレゼンテーションでは、特にサプライズとなる発表はなされなかったとアナリストらは分析する。

米国Technology Business Researchのアナリストであるエズラ・ゴットヘイル(Ezra Gottheil)氏は「5分で終わる話を1時間かけた発表だった」と述べ、iPhone 5の発表が大部分を占めた最初の60分間についての感想を述べた。「彼らは本質的には、『みなさんが思っている通りの製品です。サプライズはありません。お楽しみに』と言っているだけだ」とゴットヘイル氏は述べる。

ゴットヘイル氏によると、Appleをめぐるうわさや憶測により、最重要となる新機能やiPhone 5のデザインなど、今回の発表の目玉となる部分がすべて、数週間前にすっぱ抜かれてしまったという。

それでもなお、アナリストらは新型iPhoneについて、次のように述べる。

「iPhone 5に関して本当に注目すべき点は、手に持った時の軽さだ」とAppleを担当する米国Gartnerのアナリスト、キャロライナ・ミラネシ(Carolina Milanesi)氏はiPhone 4Sの重量と比べた際の所感を述べた。「それでいて質感は保たれている。これには一番驚かされた。触った際のクオリティは疑うまでもない」

2011年にCEOに就任して以来、クック氏がiPhoneを発表するのは2度目となる。同氏がイベントの冒頭にiPhone 5を披露し、その後に同社幹部らが詳細を明らかにしていった。

「今日、われわれはiPhoneを次の次元へと進め、大きく飛躍することとなる」とクック氏はイベントの冒頭で述べた。また「これは(初代)iPhoneの発表以来、iPhoneに対する最も大きな出来事となる」と同氏は付け加え、元CEOの故スティーブ・ジョブズ(Steve Jobs)が2007年1月に発表した初代iPhoneに言及した。

iPhone 5は米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、香港、日本、シンガポール、英国において、現地時間の9月21日午前8時からApple直営店で販売開始される。キャリア・パートナーと一部の取扱店でも同日に発売される。オンラインと電話による予約は9月14日から開始される。iPhone 5の価格は、16GBモデルが199ドル、32GBモデルが299ドル、64GBモデルが399ドル。

Appleはまた、旧世代となるiPhone 4Sの16GBモデルの販売も継続する。価格はこれまでの半値となる99ドル。加え、2010年に発売されたiPhone 4の8GBモデルを無償で提供する。

この価格には、無料のiPhone 4も含め、モバイル・キャリアとの2年契約が必要となる。米国では、AT&T、Sprint、Verizonが新型iPhoneをサポートする。

こうした3種類の製品ラインアップについて、デザインから見ても、より一層の統合された携帯電話製品ファミリになったとアナリストらは見ており、Appleは無料と低価格、通常の各モデルを用意することで、大きな恩恵を享受すると考えている。

「彼らは各面において、市場シェアを獲得するだろう」と米国Moor Insights & Strategyの主席アナリスト、パトリック・ムーアヘッド(Patrick Moorhead)氏は述べる。「iPhone 3GSは突出したインダストリアル・デザインだったが、これら3製品の外観は、それらが同じ製品ファミリであるように見える。また、(無料の)iPhone 4は、顧客にとって価値のある提案だ」

外見に関して、iPhone 5は2011年のiPhone 4Sから大きく変化した。「これは、われわれが開発した中で、文句なく最も美しい製品だ」とAppleのワールドワイド・マーケティング担当シニア・バイスプレジデントであるフィル・シラー(Philip Schiller)氏は述べた。
iPhone 5を発表するAppleのティム・クックCEO

iPhone 5の高さは、従来モデルよりも7%縦長となる123.8mm。厚さは18%薄い7.6mm。重量はiPhone 4Sと比べて約20%軽い112g。4インチ・ディスプレイの解像度は1,136×630ピクセルとなっている。筺体はアルミニウムとガラスが組み合わされている。
新型では画面のアスペクト比が16:9となった。この比率に未対応の既存iPhoneアプリは両サイドに黒のボーダーが表示される。例えば、iPhoneを横向きにした場合、左右部分にボーダーが表示され、縦向きに持った場合は上下にボーターが表示される。「すべてのソフトウェアがこれまでと同じように動作する」とシラー氏は述べる。

「開発者らはアプリに変更を加える必要はない」とミラネシ氏は述べる。「もちろん、次のバージョンを開発する際には、(大型画面の)恩恵を享受することになるだろう。しかしながら、iPhone 5を買ったからといって、突然、数千のアプリが使えなくなるわけではない」

Appleは2010年に初代iPadを発表した際にも同様の戦略を取った。新しいiPadの大型画面を使ってiPhoneアプリを動作させることができた。

iPhone 5にはAppleが新しく開発したA6チップが搭載される。シラー氏によると、iPhone 4SのA5チップと比べて、約2倍の高速化を実現しているという。AppleはA6チップについて、動作周波数やコア数など詳細を明らかにしていない。

iPhone 5はまた、より高速なLTEデータ・ネットワークに対応する。米国ではVerizonが最大規模のLTEネットワークとなっている。

iPhone 5にはより大型のバッテリが搭載される。バッテリ駆動時間は3Gの通話時および3G/LTEのインターネット利用時で最大8時間、Wi-Fiのインターネット利用時で最大10時間、連続待受時間で最大225時間としている。通話時間ではiPhone 4Sと同等だが、3Gのインターネット利用では33%向上する。待受時間はiPhone 4Sと比べて12.5%改善している。

新しいコネクタは、従来の30ピン・ポートから80%小型化される。シラー氏は新コネクタを「Lightning」と呼んでいる。

今回のイベントでは、AppleのiOS開発を統括するスコット・フォーストール(Scott Forstall)氏がiOS 6の新機能の一部を披露した(関連記事)。同モバイルOSはiPhone 5に搭載される。

Appleが独自開発する地図技術がiOS 6に搭載され、初めてターン・バイ・ターン方式のナビゲーションが含まれる、とフォーストール氏は述べた。そのほかの改善点としては、新しい4インチ・ディスプレイを有効活用したSafariのフルスクリーンモードやiOS端末間のフォトストリーミング、搭乗券や映画のチケットなどを一か所にまとめて管理するPassbookなどが挙げられた。

iPhone 4Sと同時に発表された音声ベースのデジタル・アシスタント、Siriの機能が強化された。フォーストール氏はレストランと映画館の場所を探しだす新しい検索機能を披露した。

Appleの幹部らはNFC(近距離無線通信)については一切言及しなかった。一部のアナリストらはiPhone 5にNFCが搭載されるのではと予想していたが、結局ところ、同技術が新型機に搭載されることはなかった。あるいはAppleは現段階では興味を示していないようである。

しかしながら、Siriの改善やカメラ機能の強化、ノイズ対策、マイク強化など目玉となる改善点が数多く盛り込まれている。

特に、ノイズ対策とマイク強化はSiriの機能強化を目的としたものだ。

「Siriは、機能強化だけでなく、マイクとノイズ対策に手を加えることでもエクスペリエンスが向上する」とゴットヘイル氏は述べる。

ミラネシ氏はゴットヘイル氏に同調し、「Siriがわたしの言うことをもっと良く聞いてくれるとすれば、それは重要なことだ」とした。

Appleはまた、iPhone 5と非常によく似た、第5世代「iPod touch」も発表した。価格は32GBモデルが299ドル、64GBモデルが399ドルとなっている。

iOS 6のアップグレードは9月19日から提供開始される。対象デバイスはiPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、第2世代~第3世代iPad、および第4世代iPod touchとなっている。

「世の中には、2種類の購入者がいると考える。スペックを気にする者、エクスペリエンスを気にする者だ」とムーアヘッド氏は述べ、「Appleは上手にこの両方に対処している。競争力を維持するために必要なアップグレードを行い、同時にApple製品の際立たせる差別化要因を強化している」と付け加えた。

なお、今回期待されていた小型タブレットiPad miniの同時発表はなかった

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