今朝朝日放送の【スーパーモーニング】で
『急増!団塊モンスター』というのをしていました。
退職後の団塊世代が時間をもてあまし、豊富な知識をもてあましクレーマになるそうです。
ただし、このクレーマは常識のある善良なるクレーマらしいんですが。
クレームを受けた側がただ一つ困るのはその時間が2~3時間とか長くてそれが問題らしい。
そのクレーマは自分の豊富な知識で、正しいことを延々と述べるそうです。
お金を請求するわけでもなく、正しいことを言われるので丁重に謝っても治まらないというか、話をやめないと言うか・・・
私自身が団塊世代の真っ只中の世代。
良く解かるなあ! あ!これクレーマ側のことですよ。
なぜかというと最近のメーカーとかサービス提供側の電話応対に出る人たちの
自社の製品とか、サービスに対しての知識が低過ぎます。
『これこれこういうところが、問題なのですよ』と
相手に言っても、まずこの話が通じない。
ここで、むらむらと説教心が湧き上がって長~いクレームなる・・・
これって、私も団塊クレーマですね(^o^)
それから、ここ数年気になっていることがあります。
それは、たとえばパロマガス事故、金融機関やクレジット会社の個人情報の漏洩、政治家の献金問題、トヨタも問題・・・
数え上げればきりが無いですが、その全ての謝罪会見で言われる言葉
『皆様にご心配とご迷惑をかけまして・・・』
これっておかしいと思いませんか?
私はこの言葉を聴くたびに違和感を覚えます。
『ご迷惑をかけて申し訳ございません。・・・』
でしょうと。
まず、謝罪してそこから全てが始まるのでしょう。・・・
ところが最近は、アメリカのような訴訟社会になりつつあるのか、最初に謝りません。
最初に謝ってしますと、負けになるとか・・・
だから、最初に『ご心配と』・・・と言う言葉が出てくる。
心配しているのは株主とか利害関係者で、私たちは怒っているのだ!
そんな、会社で働いている人たちはそういう考え方を教え込まれているから、
上記のような対応しか取れないようになって行くのかなあ?