白内障②

 コンタクトの話の続き

私は18歳くらいのときにハードコンタクトレンズを始めて装着しました。
その当時はコンタクトレンズの出始めでハードしか無かったのです。

その価格の高かったこと!
いくらぐらいだと思いますか?

1枚(片目)で確か6,500円位していました。(それも、会員になって)
ですから、両目で13,000円ですよ。

その当時の大卒初任給が10,000円~15,000円くらいの時代です。
想像してみてください。親の苦労と有難さを!

ところで、その当時のコンタクトは多分品質が今と比べると悪かったのでしょうね。
なぜかと言うと、装着するのに2週間から1ヶ月くらい麻酔の目薬を点すんです。

痛みは激しくて、麻酔の目薬がないとはめられないんです。
その間にはめられない人はコンタクトが不向きと言うことでメガネに戻るんです。

私は、運良くすんなり(でもなかったけど)コンタクトをはめることが出来ました。

ところで、そんな高いコンタクトをはめようとした理由は今なら言えます。
実は高校時代に急速に目が悪くなって黒板の字が見えなくなったのです。
もちろん勉強は好きじゃなかったので問題は無かったのですが。

メガネを新調しました。
私の学校は、その当時の市電に乗っていくのですが途中に女子高が4つもあるのです。
毎朝、ぎゅうぎゅう詰めの市電で通学するわけですが、8割が女子高生です。

一見よさそうですが、女子高生と言うのは団体になると一変します。
(後は省略)

で、始めてメガネをしていった日に回りの視線がいつもと違うのです。
こそこそと笑い声が、明らかに違うのです。
そこは、純情な男子高校生傷つきましたね。
今考えたら、馬鹿みたい!

で、その日以来メガはしませんでした。
その結果、高い高いコンタクトにシフトした訳です。

これが、後の若年性白内障へと発展する訳ですが。

もう少し話がつづく、

白内障(Wikipediaより)

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