前立腺全摘手術 : 麻酔医の説明

つい先ほど、麻酔医のDrがきて明日の手術時の麻酔について説明を受けました。

最近は薬が良くなって、手術室に入ってからすべての作業をするそうで、「全身麻酔」で頭部を下げて手術するそうです。

時間はやはり5時間程度。

麻酔は今から眠たくなりますよと言われて10秒くらいで眠りに入るそうです(え!それってすごい)

 

また、手術中は「酸素マスク」をつけ人工呼吸器を気道確保をしながら行うそうで、術後は喉痛や声がかすれるそうです。

時間とともに改善するそうですが、まれに気道が確保できずにそのまま気管挿管したままの方もいるそうです。

また、手術前に血圧計・心電図・呼吸状態計測器などをつけて点滴をします。

 

手術中は頭部を下げた状態なのと、腹腔内に二酸化炭素ガスを注入するので背中とか、ひどいときは首のまわりまでパンパンに腫れるそうです。

 

「前立腺全摘手術」は「全身麻酔」でないととても痛くて耐えられないそうです!

また、「全身麻酔」は肺呼吸も出来ないので人口呼吸器をつけて行います。

 

頭を下げるのと腹腔内にガスを注入するのは、前立腺が下腹部に位置するため、そうすることで手術時に作業がしやすいそうです。

 

手術後は約20分ほどで覚醒するそうで、その間に人工呼吸器などを外すのですが、ただ先ほども書いたように気道確保が出来ないときはそのままはずさないでおくらしいです。

 

その後安全を確認して廃液ドレーンと点滴チューブを2本ぶら下げて部屋まで帰ります。

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