「内視鏡的前立腺全摘手術」の説明を受けました。

昨夕、Drから7日の手術について説明を受けました。

「前立腺全摘手術」には「開放手術」と「内視鏡補助下手術」があるのですが、

私の場合は余命が10年以上期待できることと初期の癌であること比較的若い?とのことで「内視鏡補助下手術」です。

 

「開放手術」は3~5時間

「内視鏡補助下手術」は4~6時間と少し長いが、

手術内容は両方同じであるが、後者の方が術後鎮痛剤使用数と要開腹日数が短いそうです。

 

手術は以下の様に行うそうです。

おへそから股間にかけて5か所に穴をあけ、1か所は切開するそうでそこから術後に管(ドレーン)をつなぎます。

この管(ドレーン)は3-4日後くらいに様子を見て抜去されます。

尿道カテーテルは1週間後くらいにこれも様子を見て抜去されます。

 

切除は以下の図参照

私の場合は初期の癌であること、検出部位が右下の1か所だったので

右側は③のすべて切除で、左側は②の出来るだけ膜と神経を残す

選択肢だそうです。

但し、手術時の状況によりそれぞれ変わるそうですが?

 

手術による影響としては、結構出血するそうで通常約400cc位

大量に出血した場合には輸血が必要です。

術中には「直腸損傷」の可能性。

その他、術後の「肺梗塞・脳梗塞」・「腸閉そく」「創・鼠径ヘルニア」・「尿失禁」「勃起障害」・「尿道狭窄」・「尿路・精路感染症」などが出る可能性があるそうです。

 

「尿失禁」は100%出るそうで、回復には個人差が大きいそうです。

術後後半から尿パッドなどを使用し訓練します???;;;

あまり回復が望めない場合は、「人工括約筋」の手術などがあり、術後診察でいろいろ相談していきます。

 

「勃起障害」は神経が残った場合でも徐々にしか回復しないそうでこれも個人差があるそうです。

症状によっては薬などが投与されたりするそうです。

と、その他いろいろ説明を受けました。

 

その他、「前立腺癌術前後の尿道圧変化の研究」の同意書を求められました。

これは術前・術後1カ月(退院後約2週間)後、3か月後、6か月後、1年後の5回の検査を上記の研究の為に協力するための同意書です。

他に、検査前日に「尿失禁量」の測定も行います。

  一日の尿失禁量=尿を含んだおむつの総重量-おむつ自身の重量

で求めます。

同一時期に術後診察を受けますので、同じならと同意しました。

 

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