日本維新の会が「最低賃金の廃止」・「負の所得税」を打ち出したとか?
ネット上では喧しい論議が盛り上がっているようですが!
私の現在の感想からすると、
最低賃金があるがゆえに労働者の給与が底辺に張り付いているのではないか!
と言うのが正直な意見です。
企業は「最低賃金」さえ守ればあとは何でもアリ!とでも考えているのではないかと思うほどです。
実際のところ、政治が生活保護より安い年金を改善せず。
最低賃金で1カ月働いても、決して生活にゆとりが無いのが現実ですから。
いっその事、「最低賃金」を廃止して企業にその裁量を任せればどうなるのでしょう?
私は一部に劣悪な企業が出るのは現在の状況とそれほど変わるとは思えません。
それよりもあまりにも時間給が安い企業には人が集まらず、
少しでも高い時間給の企業情報が「twitter」や「SNS」で瞬時に伝わって応募が殺到して、
雇用側からすればより良い人材を選びやすくなるのでは?
もちろんその「フルイ」から零れ落ちた労働者(もちろん私もその一人でしょうが)には
「負の所得税」を適用し、働く者は「生活保護」よりも少しでも余裕のある生活を保障するような社会こそ、本当の意味での社会福祉国家ではないでしょうか?
運用面では大変難しい問題があると思いますが、
国民誰もが安心して働けて未来に少しでも夢の持てる国にするにはそれくらいの荒療治も必要では!
単に「脱原発」だとか「卒原発」だとか「反TPP」だとか「消費税反対」などの
きれいごとだけの公約合戦よりずっと活気のある社会が希望できます。