天体望遠鏡との出会い

高校で天文クラブに入ってから、
月を観測して大きな感激を受けました。

で、早速貯金を開始しました。
もちろん転貸望遠鏡を買うためです。
最近の雑誌やインターネットを調べると、
すばらしい機能の望遠鏡が比較的安く手に入るのですが、
その当時はとっても高価なものでした。

出来るだけ、口径の大きなものが欲しかったので
コストパフォーマンス(そんな言葉当時は一般には使いませんでしたが)
に優れていた、反射望遠鏡を買うことに決めました。

当時有名なメーカーは数少なくて【旭精光】という会社のものを買うことにしました。
ところが、私が希望した望遠鏡は当時の価格で3万円程しました。
それも、経緯儀ですよ。とっても赤道儀なんか手が出ません。
 ※天文が好きな方はわかると思うのですが、
  経緯儀は縦と横にしか動かせないのです。
  それを両手で操作しながら、月や星を追いかけるわけです。なれないと大変です
  赤道儀は一度北極星にあわせると(厳密には違うのですが)
  望遠鏡を回転していくだけで狙った星を追いかけることが可能です。

今でも3万円は高額ですが、
当時の大卒初任給は7,000円くらいだったと記憶しています。

想像してみてください。
大卒初任給の4倍弱ですよ。
溜まるのを待っていては、卒業までに間に合いません。
確か、親に借金をしてかったと思います。(もちろん返しましたが。多分)

届くまでのわくわく感!
届いて明けるときの緊張!
組み立ててはじめてみる月!

今でも忘れられません。
その望遠鏡も引越しを繰り返している間の10年程前についにお役ごめんになりました。

また、望遠鏡買いたいなあ(^o~)

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