過去の9月1日の空

t天文年鑑より引用(誠文堂新光社)

年度 曜日 月齢 9月1日の空
1966年 16.0 二百十日,
08h月最遠(1.057. 14°42′)
03h33mⅢ経始,05h13mⅠ影始
1967年 26.4 二百十日,明け方の黄道光の観測好期
日出前30分に黄道光が地平線となす角は、
今月が最高、東京では78°ほど、実のみの地方
ではもっと大きい。下旬になると明け方の空に
月があるので、観測は多少やりにくくなる。
1968年 8.5 二百十日,02h金星が天王星の北0°31’を通る
04h水星が天王星の南0°49’を通る
13h水星が金星の南1°23’を通る
木星が太陽に近く、観測困難なので衛星現象
の予報は今月いっぱい掲げない
木星と太陽の郷は今月9日
1969年 19.3 16h16m土星が月の南7°00’を通る
20hアルゴル極小,木星と太陽の角が小さく、
観測が困難なので、今月は衛星現象の予報を
かかげない。
木星が太陽と合となるのは10月10日
前月に続いて明け方の黄道光の観測好期
日出前30分に黄道光の中心線(つまり黄道)が
地平線となす角は本月が最高。東京では78°
ほどになる。北緯30°の地では83°、月末には
あけがたの空に月があって観測は困難となる
1972年 23.3 二百十日,05h09.9mアルゴル極小
18h04m土星が月の南4°34’を通る
18h19mⅢ経終,19h月の赤緯最北(26°02′)
20h14m-23h22mⅢ影,23h06mⅠ経始
8月に続いて黄道光の観測好期、日出前30mに
黄道光の中心線が地平線となす角は、月はじめ
に東京においては73°、月末には78°、中旬に
は明け方の空に月がなく、天の川も東天にない
ので観測には絶好の機会
1980年 21.7 二百十日,12h海王星が留
明け方の黄道光の観測好期,日出1時間前に黄道
光の中心園が地平線となす角は東京において
1日に72°、月末には77°になる。このカウは
緯度が小さいほど大きく、北緯30°の地では
約6°大きく、北緯40°の地では約9°小さくな

木星が見かけ上太陽に近く(今月は14日に合)
精密な観測ができないので衛星現象の予報は
今月いっぱいかかげない
1990年 12.0 二百十日、03h30m月が土星の南1°39’通過
15h水星の日心黄緯が南に極大
20h17m 19h47.3 -22°54’(7.6等)の星食
22h40mアルゴルが極小光度

 

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