実は先日6月6日の夕方職場から帰るとき立ち話をしていたら。
突然私の腰のあたりに何かがぶつかりました。
振り向いても見えないけど何か生暖かい大きなものが確かに付いています。
慌てて、話していた相手に「何かいる!」と後ろを向いてみせると、
その人も大慌てで持っていた冊子で追い払おうとしたのですが、
1回や2回では落ちませんでした。
そのうちにまたまた何か大きなものが腰に「ドン」とぶつかりました。
やっと追い払ってもらうと、なんとそれは大きな雛鳥でした。
そして、先ほど腰にぶつかったのは親鳥でした。
きっと巣から落ちたひなが偶然私の腰にとまったものですから、親鳥は何とか助けようとして攻撃してきたのでしょう!
で、落ちたひなは飛び立つことも出来ず、動こうとしません。
2人の周りでは親鳥2匹が「ピーッ、ピーッ!」と激しく泣きますが近づいては来ません。
話していた相手が「人がいたら助けに来ないので、引き揚げましょう!」と言って二人とも立ち去ることにしました。
あたりにはカラスがたくさんいるのでひょっとしたら明日の朝出勤してきたら死骸があるかも?などと思いながら帰りました。
翌朝、雛鳥は見当たりませんでした。
「あ!無事親が連れて帰ったんだ。」とそれきっり忘れていました。
ところが、夕方また帰りがけに他の職場の人が大声で「ヒナがいる!」と叫んでいます。
思わず飛び出すと、なんと昨日の雛鳥がガレージの車の下にちょこんといました。
生きていたのは判りましたが、また、巣から落ちたのでしょうか!
その人が周りを飛び回っている親鳥を見て、巣に返してやろうと
軍手を使って軽くつかんで巣のありそうな方の空に向かって投げあげました。
うまく飛べませんが、何とか屋根の上に飛び移りましたが、親鳥が激しく泣いて周りを飛び回りました。
これで、カラスにつかまれなければ生き延びるでしょう!。
翌日以降はもう見ませんので、うまく巣立ち出来たのでしょうか?
でも、本当に見えないものが体にまとわりついてきたら驚きますよ!本当。