あの日、徹夜をしていました。『阪神・淡路大震災』

1995年1月17日。

そうです『阪神・淡路大震災』のあった日。

私は前日から一人会社で徹夜で仕事をしていました。

エアコンだけでは寒くてそばに石油ストーブをつけて、上に薬缶を乗せていました。

薬缶のお湯は「シュン!シュン!」と沸いていました。

突然『ドン』と来て『ユッサ・ユッサ』と大きく揺さぶられました。

30秒以上続いたでしょうか?

目の前のパソコン台の上にレーザープリンターが乗っていたので、それが落ちないよう押えるのが精いっぱいで、

薬缶のお湯がこぼれてあたりに飛び散るのも、どうすることも出来ませんでした。

運よくストーブはこけずに火が消えたのはきっと幸いだったのでしょう。

 

長~い、長~い一日が始まりました・・・

 

あれからもう18年経ったのですね。

家族の人生も、私の人生も、ことごとく巻き込んで・・・

過酷な10有余年を過ごすスタートになった瞬間でした。

私を応援してくれた人たちにも多大な迷惑をかけたまま。

 

早くあの後の記憶から脱皮しなくては、新しい人生を歩まなければ!

と思っているうちに、何も出来ないまま、もう18年も経ってしまいました。

齢は63才を超えてしまいました。

 

あの日の18年前は27歳でした。

これからの18年後は81才です。

 

まだ、いやもう一度人生を立て直せるでしょうか?

やり直さなければ!

そう思わせる1月17日です。

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